PANORAMA FOTO リトアニアはバルト海の近くにあります。カトリック教会は1990年に創立いたしました。工事は1993年にはじまり、まだ未完のままです。ドメイカヴァには6600人が住んでおり、ほとんどがカトリック教徒です。

ドメイカヴァはリトアニア第2の町であるカウナス(注1)から10km6マイル)の地にあります。第二次大戦後、ソビエトの軍隊がリトアニアを占領しました。国の1/3がシベリアやソビエトの他の地域に強制退去させられました。その後の50年に及ぶソビエトの

管理体制がリトアニアに文化的、宗教的抑圧をもたらしました。彫刻の公園「リトア

ニア国家の苦しみの道」はこの地域で工事中の教会に近いところにあります。私たち

の痛みと悲劇的な歴史のできごとを表現した14体の彫刻作品が、その地に立っていま

す。

ドメイカヴァに近いサリアイ村では、有名な地下出版所がV. Andziulis氏とJ.Bacevicius氏によって始められ、1980年に地下印刷物として初めて公教要理(Catechism)を作成しました。ソビエトの安全保障業務をするKGBは、この出版所の場所を見つけるこはできませんでした。その場所には現在博物館が建っています。

教会の主任であるFr. Robertas Skrinskasは生命を守るプロライフ運動に非常に積極的です。私たちはまた他の国々の教区の方々との関係を確立することにも興味をもっています。

リトアニアの経済状況はまだ非常に悪く、それゆえ、信仰厚いドメイカヴァの人々が、あなた様方からの助けを求めています。カウナスの大司教であるH.E. Sigitas Tamkevicius氏がこの要請を支持してくださっています。どんなに少ない寄付金でも教会を育てるのに役にたちます! どうかより詳しい情報が必要である方は、教会の主任のFr. Robertas Skrinskasまでお便りを書いていただければ幸いです。

 

注1)    、旧ソビエトに併合される以前は日本領事館が置かれていて第2次対戦中領事だった杉原千畝氏がユダヤ人を救う為独断でヴィザを発行したことは有名。

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